2022年6月5日 GREEN BOWL(東北大学戦) 試合結果

宿敵東北大に逆転勝ち。3年ぶりのOP戦、好発進

北海道大アメリカンフットボール部の今季初実戦となる第22回仙台グリーンボウルが6月5日、ユアテック仙台(仙台市)で行われ、RB工藤輝一(4年、兵庫・白陵高)のキックオフリターンTDとWR本郷維規(4年、兵庫・市立西宮高)のTDキャッチで東北大に13-7と逆転勝ちした。3試合を予定する春のオープン戦は白星発進となった。

2019年のパインボウル以来となった東北大との一戦。北海道と東北の王者のプライドがキックオフ直後から激突した。第1Q、ビッググリーンの最初の攻撃シリーズでQB茨木大輔(4年、兵庫・六甲学院高)のパスを東北大守備がインターセプト。北大陣で攻撃権を得た東北大に、いきなり先制のTDパスを許した。

続く東北大のキックオフ、今度は北海道大がリターンで見せた。自陣7ヤードでボールをキャッチしたRB工藤が、味方ブロックを巧みに使ってトップスピードに乗ると、東北大守備を振り切り、そのままエンドゾーンへ駆け込んだ。93ヤードのビッグランと、PATのキックも決まり、あっさりと同点に追いついた。試合開始からわずか2分の攻防だった。

第2Qは北海道大が先手を取った。主将のLB坂田宙斗(4年、東京・小山台高)とLB千葉克真(2年、埼玉・花咲徳栄高)らのハードタックルで東北大エースRBを抑え込むと、7分すぎにDB太田陽士(4年、埼玉・浦和高)が値千金のインターセプトで攻撃権を奪取。QB茨木が自らのランも織り交ぜる多彩な攻めでボールを進め、最後はWR本郷へ5ヤードのTDパスを鮮やかに決めた。PATのキックは外したものの、結局このTDが決勝点になった。

互いの守備陣が踏ん張った後半は北海道大、東北大とも無得点。ビッググリーンは第4QにDB渡部健人(3年、東京・暁星高)がインターセプトを決め、東北大の反撃を封じた。試合後の表彰式ではWR本郷が最優秀選手(MVP)に選ばれた。

北海道大の里見佑三監督は「東北大戦の勝利は、2007年のパインボウル以来で15年ぶりになる。コロナ禍のために2年間で4試合しかできなかった学生たちが、鬱憤を晴らすようにグラウンドを駆け回っていたことが、監督としてはうれしかった。次戦は関西1部の甲南大。多くのことを肌で実感してきたい」と勝利の手ごたえを強調した。坂田主将は「けが人も多い中、何とかチーム全体で勝つことができた。秋も東北を倒せるよう、これからも練習に励んでいく」と決意。MVPの本郷も「東北に勝てたことを一つの誇りにして、1年間突っ走って行きたい」と宣言した。

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