2023年9月24日 帯広畜産大戦 

帯広畜産大下し3連勝

第49回北海道学生選手権第5節の9月24日、北海道大は21-0で帯広畜産大に快勝した。これで、不戦勝を含めて3連勝。2年連続28度目の全道一に向けてエンジンがうなりを増してきました。

爽やかな秋空の下、ビッグリーンの戦士たちが札幌市円山競技場の芝の上で躍動しました。前半こそ、帯広畜産大守備の予想外の頑張りに無得点だったが、第3Q開始と同時に攻撃に火が付いた。WR宮崎大地(4年、兵庫・星陵高)がキックオフで53ヤードのビッグリターンを見せると、続く敵陣30ヤードからの攻撃シリーズでRB榊琢也(4年、札幌東高)の連続ランで先制TD。同8分にも20ヤードランで加点した。第4Q11分には、リーグ戦で先発2試合目のQB神田智史(2年、東京・麻布高)からWR宮崎へ31ヤード弾が決まり、21-0とリードを広げました。

一方、守備陣は貫禄の無失点ゲームだった。第1Qと第2Qに、帯広畜産大にFGを狙われたが、守備陣の圧力で1本目はキック失敗。2回目はスナップミスに終わらせた。またLB鯨井雅生(4年、埼玉・川越東高)は第2Qと第4Qに値千金のインターセプトを決め、帯広畜産大の反撃を封じ込めた。鯨井は初戦の室蘭工業大戦に続いて、2試合連続の2インターセプトと絶好調だ。 余裕の勝利にも、降梁祐介HCは「前の試合が100点ゲームで油断があったかもしれない」と前半の試合運びに不満げ。北海道王者の先のポストシーズンを見据えて「いかに道外校を相手にする意識で戦えるかだ」と選手の意識アップを求めた。2TDのRB榊も「宮崎のリターンで雰囲気が良くなった。TDプレーもラインのブロックが良かった。次の釧路公立大戦は、試合の入りから100%で行きたい」と反省を忘れない。ビッグリターンとTDキャッチで攻撃を鼓舞したWR宮崎は「前半はボールが来なくて、むずむずしていた」とリターンの力走を振り返り「立ち上がりに苦戦したことでチームが引き締まった。短時間のオフェンスでも確実にTDを取らないと」と、ポストシーズンの中京大戦をにらんだ。

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